脚注(読み)キャクチュウ

精選版 日本国語大辞典 「脚注」の意味・読み・例文・類語

きゃく‐ちゅう【脚注・脚註】

  1. 〘 名詞 〙 書物などの本文の下欄に記した注記。⇔頭注(とうちゅう)
    1. [初出の実例]「親切な脚註を拾ひ読みして行くと」(出典:蓼喰ふ虫(1928‐29)〈谷崎潤一郎〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の脚注の言及

【付箋】より

…また全面にのりを塗ってはりつけるものは押紙(おうし)といって区別する。別紙を用いずに本文の対応部分に直接書き入れる場合は〈書込み〉といい,これが本文上欄の余白にあれば頭注,下欄にあれば脚注というが,まとめて注記ともいう。また巻物では,裏面に注記をつけることが多いが,これを〈裏書〉といい,その巻物を折本(おりほん)などに仕立て直す場合に裏書を本文へ書き入れることを〈裏書分注〉という。…

※「脚注」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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