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ティンパヌム tympanum

翻訳|tympanum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ティンパヌム
tympanum

建築用語。古典建築ではペディメント (破風) のコーニスで囲まれた三角形部分。またロマネスクゴシック建築では入口上部の 楣 (まぐさ) とアーチによって形づくられる半円形の部分。フランス語タンパンと呼ばれることも多い。

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世界大百科事典 第2版の解説

ティンパヌム【tympanum[ラテン]】

タンパンtympan(フランス語),テュンパノンtympanon(ギリシア語)ともいう。(1)古典建築および近世建築において蛇腹でかこまれたペディメントの三角形の壁。円弧形のものもあり,一般に彫刻で飾られる。(2)中世建築において,窓や出入口など開口部のアーチと,アーチを支持する壁(またはピア)の間に水平にかけ渡した短い梁とでかこまれた半円形の小壁(こかべ)。とくにフランス中世の聖堂の出入口に作られたものは,しばしば立派な浮彫,彫刻で飾られた。

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世界大百科事典内のティンパヌムの言及

【鳴管】より

…哺乳類の喉頭に相当するが,喉頭とは形態も位置も異なる。多くの鳥類では,鳴管は気管が2本の気管支に分かれる分岐点に位置し(気管‐気管支型鳴管),気管下部の3~6個の骨環と気管支上部の数個の半環で鼓室tympanumと呼ばれる共鳴装置を形成する。鼓室内中央の気管の分岐点には骨片に支えられた振動膜があり,振動膜は気管支の入口,骨環の間,半環の内側にも存在する。…

※「ティンパヌム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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