テューリンゲン

山川 世界史小辞典 改訂新版 「テューリンゲン」の解説

テューリンゲン
Thüringen

中部ドイツの地方,州名。名称ゲルマン民族の部族名に由来中世にはテューリンゲン方伯の支配下にあった。13世紀にヴェッティン家のマイセン辺境伯の支配下に入り,15世紀末以来同家エルネスト系の支配するところとなったが,この家のもとで家領分割が進み,ドイツで最も小邦が蝟集(いしゅう)する地域の一つとなる。ヴァイマル共和国時代の1920年に,八つの小州が統合されてテューリンゲン州となり,それが今日の同名の州の基になった。

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デジタル大辞泉プラス 「テューリンゲン」の解説

テューリンゲン

《Thüringen》ドイツ海軍の戦艦。ヘルゴラント級。1909年進水、1911年就役の弩級戦艦。1916年のユトランド沖海戦参加。第一次世界大戦後、賠償艦としてフランスに割り当てられる。標的艦として使用された後、スクラップとして解体

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