テンプルトン賞(読み)テンプルトンしょう(その他表記)Templeton Prize

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テンプルトン賞」の意味・わかりやすい解説

テンプルトン賞
テンプルトンしょう
Templeton Prize

洞察,発見,ないしは実践的な取り組みを通じて,人生の精神的な側面を支持することに顕著な貢献のあった存命人物に毎年授与される賞。宗教界のノーベル賞とも呼ばれる。1972年,アメリカ合衆国生まれのイギリスの投資家ジョン・マークス・テンプルトンによって「宗教における進歩のためのテンプルトン賞」Templeton Prize for Progress in Religionとして創設された。1987年ジョン・テンプルトン財団の主催となり,2003~08年は「スピリチュアルな実在に関する研究と発見の進展のためのテンプルトン賞」Templeton Prize for Progress Toward Research or Discoveries About Spiritual Realitiesと称した。宗教的な領域には他の学術研究にひけをとらない重要性があるという考えから,賞金は常にノーベル賞を上回るよう設定されている。選考は政治指導者,宗教家,学者など 9人で構成される選考委員会が行なう。第1回(1973)の受賞者はカトリック修道女で慈善活動家のマザー・テレサ。平和や社会正義に貢献した人物などが選ばれていたが,1990年代以降は科学者にも授与されるようになるなど,精神性と科学接点を探求する試みにしばしば重点がおかれる。日本人では 1979年に庭野日敬が受賞した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む