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デズフール Dezfūl

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デズフール
Dezfūl

イラン南西部,フージスターン州の都市。アバダン北 220km,デズ川の左岸ザグロス山脈の南麓近く,標高 143mに位置する。市名は「デズの橋」の意で,4世紀の昔,ササン朝ペルシアのシャープール2世が建築したと伝えられる全長 410mの堂々たる橋に由来する。北のロレスターン州の遊牧民にとっては主要な冬の市場で,同州およびアーバーズと道路で結ばれている。デズ川対岸にイラン縦断鉄道の駅があり,飛行場がある。上流 32kmにある大デズ・ダムは発電と灌漑用である。人口 18万 1309 (1991) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

デズフール【Dezfūl】

イラン南部,フージスターン州の都市。人口20万2000(1994)。カールーン川の支流デズ川の左岸に位置する。気候はきわめて暑く,家屋には夏の暑さをしのぐ地下室が設けられている。ササン朝期に建設され,デズ川にかかる壮大な橋で知られ,この橋はイスラム時代にもたびたび修復された。19世紀前半には,インジゴ栽培がこの地方に導入された。現在は約30km上流にイラン最大のデズ・ダム(工期1957‐62年。52万kW)が完成し,その水で穀物,綿花の栽培がすすんでいる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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