デバッグ

デジタル大辞泉 「デバッグ」の意味・読み・例文・類語

デバッグ(debug)

[名](スル)《虫を除去する意》コンピュータープログラムを検査し、その誤り(バグ)を訂正すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「デバッグ」の意味・読み・例文・類語

デバッグ

〘名〙 (debug) コンピュータで、プログラムの誤り(バグ)を検出、修正すること。虫取り
日本沈没(1973)〈小松左京〉五「中田は、コンピューターにかけるプログラムの虫取り(デバッグ)〈略〉を監督しながら、何でもないようにつぶやいた」

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IT用語がわかる辞典 「デバッグ」の解説

デバッグ【debug】

コンピュータープログラムの誤り・不具合・欠陥といったバグを探して取り除き、修正すること。その作業専門に行うソフトウェアデバッガー)を使用したり、印刷したプログラムソースコードをチェックしたりして行う。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「デバッグ」の解説

デバッグ

プログラムのミスや欠陥をチェックして、修正する作業のこと。プログラムの欠陥をバグ(虫)といい、直訳すると「バグの除去」。デバッグするための専用のソフトウェアをデバッガーという。ほとんどのソフトウェア開発ツールは、デバッガーの機能を備えている。また、プログラムのソースコードを印刷して、処理整合性をチェックする方法もある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デバッグ」の意味・わかりやすい解説

デバッグ
debug

コンピュータのプログラムの誤りを見つけて修正する作業。デバッグは「虫取り」という意味言葉。誤りを捜し出すのは,1ステップずつチェックしていく根気のいる,虫取りのような仕事であるという意味で使う。

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パソコンで困ったときに開く本 「デバッグ」の解説

デバッグ

プログラム、スクリプトマクロなどが正しく動かないときに修正する作業のことです。「虫取り」を意味する「DeBug」が語源です。
⇨バグ

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

世界大百科事典(旧版)内のデバッグの言及

【プログラミング】より

…関数型言語を用いたプログラムや論理型言語を用いたプログラムなどで,それぞれに対応したプログラミングパラダイムがある。 プログラミングがプログラムを作成する過程であることに対して,それを検査し誤りを修正する過程をテストおよびデバッグという。プログラム中の誤りのことをバグ(虫)と呼んだことから,バグを除去するデバッグということばも一般的になった。…

※「デバッグ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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