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デーブリン Döblin, Alfred

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デーブリン
Döblin, Alfred

[生]1878.8.10. シュテッティン
[没]1957.6.28. エメンディンゲン
ドイツのユダヤ系小説家。ベルリン,フライブルク両大学で医学を学び,ベルリンのスラム街で精神科病院を開業。かたわら表現主義の作家として,短編集『たんぽぽ殺し』 Die Ermordung einer Butterblume (1913) ,小説『ワン=ルンの三飛躍』 Die drei Sprünge des Wang-lun (15) などを発表,『ベルリン・アレクサンダー広場』 Berlin Alexanderplatz (29) によって世界的名声を獲得。 1933年ナチスにより全作品が禁書となりパリに亡命,36年にはフランス市民権を得たが,さらにアメリカへ亡命,『死なき土地』 Das Land ohne Tod (37) に始る「南アメリカ3部作」など力作を書き続けた。 45年帰国したが,53年に再びパリにおもむき,時代の危機と苦悩を描いた大作『ハムレット』 Hamlet oder die lange Nacht nimmt ein Ende (56) を残して不遇のうちに生涯を終えた。

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