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トゥーランドット

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デジタル大辞泉プラスの解説

トゥーランドット

イタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニイタリア語による全3幕のオペラ(1926)。原題《Turandot》。カルロ・ゴッツィの寓話劇に基づき、ジュゼッペ・アダミ、レナート・シモーニが台本を作成。中国の北京を舞台に、タタール国の王子カラフが、トゥーランドット姫が求婚者に出す三つの謎を解き、冷酷な姫の心に変化が生じ、王子と姫が結ばれるという物語。プッチーニは作曲の中途で死去し、第3幕後半部分は草稿に基づいてフランコ・アルファーノが完成させた。

出典|小学館
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

トゥーランドット

中国が舞台の物語にプッチーニが作曲、1926年に初演された。氷のような心のトゥーランドット姫は、自分に求婚する男たちに三つの謎を出し、答えられなければ斬首する。他国の王子カラフがこれに挑戦し、勝利するが、その裏にはカラフを愛する奴隷の娘リューの犠牲があった。作品中のアリア誰も寝てはならぬ」は、06年のトリノ五輪でフィギュアスケートの荒川静香選手が使い、金メダルを獲得したことでも有名。

(2008-12-11 朝日新聞 朝刊 神奈川全県 2地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トゥーランドット
とぅーらんどっと
Turandot

イタリアの作曲家プッチーニの最後のオペラ。三幕。カルロ・ゴッツィの寓話(ぐうわ)劇(1762)からジュゼッペ・アダミとレナート・シモーニが台本を作成。伝説時代の北京(ペキン)を舞台に、タータル国の王子が、三つの謎(なぞ)を解けない求婚者をすべて処刑していた冷酷なトゥーランドット姫を真の愛に目覚めさせる物語である。原作は喜劇的な要素を含んでいるが、オペラでは王子を慕って犠牲となる女奴隷リゥを加えるなど、叙情劇の色彩が濃い。異国情緒豊かなドラマに即して、音楽も五音音階に基づく旋律や特徴のあるリズム、そして独特の響きを演出する管弦楽法に至るまでさまざまなくふうが凝らされている。なおプッチーニは作曲途上の1924年に世を去ったため、残された第三幕の後半部分はスケッチをもとにフランコ・アルファーノが完成。1926年4月ミラノのスカラ座でトスカニーニの指揮により初演された。日本初演は51年(昭和26)東京オペラ協会。[三宅幸夫]

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