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トリオレ Triolet, Elsa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トリオレ
Triolet, Elsa

[生]1896.9.25. モスクワ
[没]1970.6.16. パリ
フランスの女流作家。マヤコフスキーの義妹。初めロシア語で著作。 1928年タヒチ旅行から帰ったのち,アラゴンと結婚。『今晩は,テレーズ』 Bonsoir,Thérèse (1938) 以下,『白い馬』 Le Cheval blanc (43) ,『最初のほころびは 200フラン』 Le Premier accroc coûte deux cents francs (44,ゴンクール賞) ,『赤い馬』 Le Cheval roux (53) ,『ナイロン時代』L'Âge de nylon (60) などの小説を書いた。第2次世界大戦中は対独レジスタンスに参加,『アビニョンの恋人たち』 Les Amants d'Avignon (43) などを秘密出版。マヤコフスキーやチェーホフの翻訳があり,アラゴンの詩や小説に現れる理想の女性としても有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トリオレ
とりおれ
Elsa Triolet
(1896―1970)

フランスの女流小説家。モスクワに生まれる。初めロシアに派遣されたフランス人将校アンドレ・トリオレと結婚。フランスに移住し、1928年アラゴンと再婚、終生彼の愛の伴侶(はんりょ)となる。ゴーリキーから小説の手ほどきを受け、ロシア語およびフランス語で多くの小説を発表。中短編集『最初のほころびは200フランかかる』で45年度のゴンクール賞を受賞。姉リリヤ・ブリークLilia Brikはロシアの詩人マヤコフスキーの愛人。[稲田三吉]
『広田正敏訳『最初のほころびは200フランかかる』(『世界短編名作選フランス編2』所収・1978・新日本出版社)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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