コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ドゥシェック ドゥシェックDušek, Jan Ladislav

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドゥシェック
Dušek, Jan Ladislav

[生]1760.2.12. ボヘミア,チャスラフ
[没]1812.3.20. サンジェルマンアンレ
チェコの作曲家,ピアニスト。 C. P. E.バッハに師事。ヨーロッパ各地,特にパリとロンドンでピアニスト,ピアノ教師として名声を確立。その後プロシアの宮廷音楽家をつとめ,晩年はパリで活躍した。作品はピアノ曲が多く,ベートーベンに影響を与えた。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ドゥシェック
どぅしぇっく
Jan Ladislav Dussek (Dusk)
(1760―1812)

ボヘミア出身の作曲家、ピアノ奏者。ドゥシークともよばれる。オルガン奏者の父ヤンに学び、1779年からヨーロッパ各地で活躍、86年以降、パリでピアノ奏者、教育者として活動したが、フランス革命後はイギリスなどに移った。1804~06年、マクデブルクでプロイセン王子ルイ・フェルディナントの楽長を務め、彼の戦死を悼んでピアノ・ソナタの傑作『エレジー・アルモニク』(1807)を作曲。その後はパリで演奏と教育を続けた。16曲の協奏曲、約50曲のソナタなどのピアノ曲がある。ステージ上にピアノを聴衆に横向きに置いて演奏する習慣は、彼の創始したものともいわれている。[美山良夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

ドゥシェックの関連キーワードハモンドハモンドジョン・L.L.B. ハモンド山県周南ミッチェルアシュトン(Thomas Southcliffe Ashton)ジョージ(3世)鈴木春信前古典派音楽徳川家治

今日のキーワード

優曇華

《〈梵〉udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》1㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。㋑きわめてまれなことのたとえ。2 クサカゲロウ類が産...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android