ドレナージ(読み)どれなーじ(英語表記)drainage

翻訳|drainage

日本大百科全書(ニッポニカ)「ドレナージ」の解説

ドレナージ
どれなーじ
drainage

排液法、排膿法(はいのうほう)、誘導法ともいう。外傷などで汚染された開放創を閉じた場合や炎症性浸出液を貯留した腹部手術の際に生じた閉鎖腔(くう)を、ゴム管、シリコンチューブ、ガーゼ片を用いて外界と交通させ、創内の浸出液、膿、血液などを誘導、排出して治癒を促す創傷治療法の一つで、誘導には持続法と間欠法がある。特殊なものとして次のようなものがある。

(1)胸腔ドレナージ 気胸や血胸の際、持続吸引器を用い、一定の陰圧をかけて積極的に排液する方法をいう。

(2)脳室ドレナージ 側脳室前角より髄液を排出する方法で、通常一定の圧を超えた分量だけ排液できるように陽圧を加える。

(3)腰椎ドレナージ 腰椎くも膜下腔から髄液を排液する。

(4)体位ドレナージ 上半身を下げ、重力を応用した体位をとって気管内分泌物を喀出(かくしゅつ)させる方法。

[加川瑞夫]

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デジタル大辞泉「ドレナージ」の解説

ドレナージ(drainage)

《英語で、排水の意》医療で、体内にたまった血液や滲出液などを体外に排出すること。「穿頭(せんとう)ドレナージ術」「リンパドレナージ
[補説]美容では、「ドレナージュ」(フランス語読み)ということが多い。→リンパドレナージュ

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