ナイトクラブ(読み)ないとくらぶ(英語表記)night club

デジタル大辞泉 「ナイトクラブ」の意味・読み・例文・類語

ナイト‐クラブ(night club)

夜間営業の社交場ダンス・バンド演奏・ショーなどを楽しむ高級飲食店。本来は同伴客の利用する所。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ナイトクラブ」の意味・読み・例文・類語

ナイト‐クラブ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] nightclub ) 酒・音楽・ダンスなどを楽しむ男女同伴の高級飲食店。
    1. [初出の実例]「フランス租界にあるナイト・クラブで近代の支那女の踊るスペイン・タンゴの優婉な姿態」(出典:新種族ノラ(1930)〈吉行エイスケ〉大世界『恋の風俗鑑』)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナイトクラブ」の意味・わかりやすい解説

ナイトクラブ
ないとくらぶ
night club

ナイトスポットnight spotともいう。夜間営業をする社交用の娯楽施設で、飲み物や食物を供し、ダンスのできるフロアがあって、音楽を奏し、ショーなどを行う。会員制を採用するなど高級店が多く、女性同伴をたてまえとしており、おもに男性を対象とするキャバレーとは異なる。日本では第二次世界大戦前にもみられ、1955年(昭和30)ごろから盛んになって、豪華さを競うとともに、ルーレットなどの娯楽施設を備えたり、有名歌手のミニ・コンサートや芸人のショーを行って客を誘引するなどしたりしている。一方、日本風クラブともいうべき、バー形態と変わらないものもある。

[佐藤農人]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android