ナポリ国立考古学博物館(読み)ナポリこくりつこうこがくはくぶつかん(その他表記)Museo Archeologico Nazionale di Napoli

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナポリ国立考古学博物館」の意味・わかりやすい解説

ナポリ国立考古学博物館
ナポリこくりつこうこがくはくぶつかん
Museo Archeologico Nazionale di Napoli

イタリアのナポリにある考古博物館。18世紀にナポリ王カルロス3世がファルネーゼ家収集の古代遺物をナポリに移したのを端緒に,ヘルクラネウム遺跡ポンペイの遺跡の遺物が加わり,1816年にブルボン家の美術館としてパラッツォ・ディ・レーギ・ストゥディに開館。1860年イタリア統一(→イタリア王国)に伴い国家に移管される。『メディチビーナス』『ファルネーゼの牛』などのギリシア彫刻,『アレクサンドロスのモザイク』などのポンペイの壁画など,古代の美術品を数多く収蔵する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む