ニューカレドニアのラグーン:リーフの多様性とその生態系(読み)ニューカレドニアのラグーン リーフのたようせいとそのせいたいけい

世界遺産詳解 の解説

ニューカレドニアのラグーン リーフのたようせいとそのせいたいけい【ニューカレドニアのラグーン:リーフの多様性とその生態系】

2008年に登録されたフランスの世界遺産(自然遺産)。ニューカレドニアは南太平洋西部、メラネシアにある、フランスの海外領土。主島であるニューカレドニア島(グランド・テール島)とパン島などの小さな島々で構成されている。ここには、オーストラリアグレート・バリア・リーフに次いで世界第2位の長さ(全長1600km)を持つバリア・リーフ(堡礁)や世界最大規模のラグーン礁湖)がある。250種の珊瑚と1600種の魚類が生息し、絶滅が危惧されているジュゴンなども見られる。このような独特の生態系が維持されている貴重で美しい自然が評価され、世界遺産に登録された。◇英名はLagoons of New Caledonia : Reef Diversity and Associated Ecosystems

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android