ニュー-ラナーク(読み)ニューラナーク

世界遺産詳解 「ニュー-ラナーク」の解説

ニューラナーク【ニュー-ラナーク】

2001年に登録されたイギリス世界遺産文化遺産)で、スコットランド中南部、グラスゴー南東に位置する町。1785年、ロバート・オーウェン(1771~1858年)らが、ここにイギリス最大の紡績工場を設立操業を始めた。オーウェンは、労働者の待遇改善などを唱え、労働組合などの設立に力を尽くした。当時の石造りの重厚な工場建造物水車倉庫などが今も残されている。これらの都市や建造物の歴史上の価値が評価されて、世界遺産に登録された。◇英名はNew Lanark

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android