バイシクルトライアル(その他表記)bicycle trial; BTR

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バイシクルトライアル」の意味・わかりやすい解説

バイシクルトライアル
bicycle trial; BTR

オートバイトライアルを参考に,1975年頃スペインで誕生した自転車競技。 1984年,国際自転車競技連合主催の世界選手権大会が行なわれた。体と自転車のバランスをとりながら,さまざまな障害物を越える操縦テクニックが求められる。人工的あるいは自然のコースに設定された区間 (セクション) を通過しながら,所要時間内の完走を競う。競技は減点方式で,片足を1回着くと減点1,落車,転倒タイムオーバーなどは減点5。マウンテンバイクを基に設計された専用自転車を使用する。日本へは 1983年に紹介された。

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百科事典マイペディア 「バイシクルトライアル」の意味・わかりやすい解説

バイシクル・トライアル

自転車競技一つ車輪の直径20インチの専用自転車で,一定時間内にどれだけ確実に岩,丸木橋,人工障害物などの設定された専用コースをクリアできるかを競う種目。日本には1983年に紹介された。競技は減点方式。専用自転車や専用コースがなくても,工夫次第で簡易なゲームを楽しむこともできる。→バイシクル・モトクロス

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