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バグリツキー バグリツキー Bagritskii, Eduard Georgievich

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バグリツキー
バグリツキー
Bagritskii, Eduard Georgievich

[生]1895.11.3. オデッサ
[没]1934.2.16. モスクワ
ロシア,ソ連の詩人。ユダヤ系職人の家に生れて,測量技術学校在学中から詩作を始め,国内戦には赤軍の遊撃部隊の一員として戦った。 1920年からロスタ通信社の南部ロスタ支部で活動すると同時に,南国的ロマンチシズムと国内戦で鍛えられたボルシェビキ的情熱とが芸術的に溶け合った香り高い抒情詩をつくり,26年に代表作『オパナスの語り歌』 Duma pro Opanasaを発表。

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世界大百科事典 第2版の解説

バグリツキー【Eduard Georgievich Bagritskii】

1895‐1934
ロシア・ソ連邦の詩人。本名はジュビンDzyubin。オデッサにユダヤ人の職人の子として生まれ,測量技術学校在学中から詩を書き始めた。1917年ロシア革命後の国内戦に参加し,パルチザン部隊の一員として戦った。20年にロスタ通信社(現,タス)の〈南部ロスタ〉に加わり,スローガンポスターコピーを書いていたが,26年に叙事詩《オパナスの語り唄》を発表,詩人としての地位を確立した。その後も《南西》(1928),《勝利者たち》《最後の夜》(ともに1932)などの詩集を刊行,多くの読者を魅了した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バグリツキー
ばぐりつきー
Эдуард Георгиевич Багрицкий Eduard Georgievich Bagritskiy
(1895―1934)

ソ連の詩人。本姓Дзюбин/Dzyubin。オデッサのユダヤ人職人の家に生まれる。測量技術学校に学び、1915年から詩を発表。十月革命を迎え19年からパルチザン部隊に参加。のち「南部ロスタ」通信社に入り、革命的でロマンチックな作品を書き続けた。25年モスクワに移る。叙事詩『オパナスの唄(うた)』(1926)は、革命戦のなかで悲劇的運命により殺されたウクライナ農民に関する作品で、伝統的「ドゥーマ(語り唄)」と古代ロシアの『イーゴリ遠征物語』の形式を継承発展させたものである。処女詩集『南西』(1928)、第二詩集『勝利者たち』(1932)などには、ネップ(第一次五か年計画)や革命の継承などの歴史的時代がこの詩人独自の情熱と共感をもって歌い込まれている。ほかに叙事詩『最後の夜』(1932)などがある。[草鹿外吉]

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