バノックバーン(その他表記)Bannockburn

デジタル大辞泉 「バノックバーン」の意味・読み・例文・類語

バノックバーン(Bannockburn)

英国スコットランド中部の都市スターリング南郊の村。バノックバーンの戦い舞台として知られる。スコットランド独立の経緯を紹介する資料館がある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バノックバーン」の意味・わかりやすい解説

バノックバーン
Bannockburn

イギリススコットランド中部,スターリング南東部の町。行政府所在地スターリングの南南東 3kmにあり,フォース川の支流バノック川に沿う。地名ゲーリック語で「白く輝く川」の意。18~19世紀にはタータンなどの織物絨毯の製造で知られた。1314年6月23~24日エドワード2世指揮下のイングランド軍とロバート1世ブルースの率いるスコットランド軍が,スコットランドにおけるイングランドの最後の拠点であったスターリング城をめぐってここで戦い兵力において圧倒的に優勢であったイングランド軍が大敗。この勝利によりスコットランドの独立が確立された(→バノックバーンの戦い)。人口 7396(2001)。

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世界大百科事典(旧版)内のバノックバーンの言及

【ブルース】より

…はじめ封建的上長のイングランド王に服したが,のちこれと対決してスクーンで即位(1306)。独立戦争を遂行して,1314年バノックバーンでエドワード2世を撃破した。20年貴族らはローマ教皇あてに〈独立宣言〉を送り,3年後に教皇はブルースをスコットランド王と認めた。…

※「バノックバーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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