パンネンベルク(その他表記)Pannenberg, Wolfhart

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パンネンベルク」の意味・わかりやすい解説

パンネンベルク
Pannenberg, Wolfhart

[生]1928.10.2.
ドイツのプロテスタント神学者。当時ドイツ領であったシュテッティン (現ポーランド) に生れ,ベルリン,ゲッティンゲン (N.ハルトマンに師事) ,バーゼル (K.ヤスパースと K.バルトに師事) ,ハイデルベルクの各大学で学んだが,特に 1951~58年を過したハイデルベルクでは旧約聖書学の G.v.ラートの強い影響のもとに R.レントルフ,K.コッホ,U.ビルケンス,D.レスラーなどとともに共同研究を行う。伝承史的方法を用いて黙示文学の意味を問い,独自の歴史理解を打出し,現実の歴史全体を啓示の場とみる歴史の神学を主張した。その成果は彼の編集になる『歴史としての啓示』 Offenbarung als Geschichte (1961) に収められている。ブッパータール,マインツ大学を経て 68年からミュンヘン大学の組織神学教授。主著は『人間とは何か』 Was ist der Mensch? (62) ,『キリスト論要綱』 Grundzüge der Christologie (64) ,『組織神学の根本問題』 Grundfragen systematischer Theologie (67) など。

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