ラート(その他表記)Rad, Gerhard von

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラート」の意味・わかりやすい解説

ラート
Rad, Gerhard von

[生]1901.10.21. ニュルンベルク
[没]1971.10.31. ハイデルベルク
西ドイツの旧約聖書学者。ライプチヒ大学講師 (1930) ,イェナ大学教授 (34) ,ゲッティンゲン大学教授 (45) ,ハイデルベルク大学教授 (49) を歴任様式史的研究および A.アルト業績を継承し,旧約において示された伝統とその起源を祭儀的制度や行為のなかに見出し,歴史的,預言的な伝承神学としての旧約聖書の基礎づけをした。主著"Das formgeschichtliche Problem des Hexateuch" (38) ,"Deuteronomiumstudien" (47) ,"Theologie des AT" (2巻,60) 。

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世界大百科事典(旧版)内のラートの言及

【ラーダ】より

…ウクライナ語やポーランド語などで会議,集会,評議会などの意。ドイツ語のラートRat,ロシア語のソビエトsovetにあたる。歴史上さまざまな場合に統治機関,代表会議,大衆集会などを指す用語として用いられた。…

※「ラート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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