パーセプション・ギャップ(英語表記)perception gap

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パーセプション・ギャップ
perception gap

日米間の摩擦の一つの要因として指摘されてきた事柄で,日米双方のある特定の問題についての認識が異なり,両国間の誤解不信が生じた場合を指す。過去においては日本人の語学力や自己表現力の弱さが原因となる誤解,不信が多かったが,現在では戦争放棄を規定した憲法を有する日本独自の国際認識が西側の他の諸国のそれと異なり,結果的に摩擦を引き起こすこともある。 1990年のイラクのクウェート侵攻に対する日本の貢献策をめぐるアメリカの議論などがその例である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

余震

初めの大きい地震に引き続いて,その震源周辺に起こる規模の小さい地震の総称。大きい地震ほど余震の回数が多く,余震の起こる地域も広い。余震域の長径の長さは,地震断層の長さにほぼ対応している。マグニチュード...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android