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ビッグイシュー びっぐいしゅー THE BIG ISSUE

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知恵蔵2015の解説

ビッグイシュー

ホームレスに仕事を提供することで自立を支援しようという目的で作られた雑誌。街頭でホームレスが立ち売りをするといった形態で販売されている。若者の立場から社会問題をとりあげることをコンセプトにしている。このようなホームレスの自立支援のための雑誌は「ストリートペーパー」と呼ばれる
1991年にロンドンで創刊され、2010年現在、「ビッグイシュー」という名前の雑誌は英国に4誌、日本を含めた世界各国に7誌存在する。日本では03年9月に創刊され、毎月1日と15日に発行されている。日本版の発行元は有限会社ビッグイシュー日本であり、本社は大阪府大阪市に置かれている。「ビッグイシュー日本版」の実売部数は3万部。定価は300円。経営は累積では赤字だが、単年度では黒字になっている。
ビッグイシューの販売システムは、始めにホームレスに無償で10部が提供され、2回目以降はその販売代金で1部140円で雑誌を仕入れ、売れたら160円の利益を得る、というもの。収益によってホームレスが定住地を見つけ、仕事を探せるようになることを目指している。
読者層は20代から30代の読者が5割を占めている。若い読者を集めるために誌面のビジュアル面に力を入れていることもあってか、読者の62%は女性である。販売員となっているホームレスは日本全国に150人おり、ボランティアが各地で雑誌と販売員を支えている。

(小林拓矢  フリーライター / 2010年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ビッグイシュー

1991年に英国で創刊し、日本版は「ビッグイシュー日本」(大阪市)が2003年に大阪で発刊。名古屋は06年4月に販売を始めた。毎月1、15日に発行。最近では、英国のウィリアム王子や現代美術家奈良美智さんらのインタビューなどを掲載。35カ国で販売。

(2016-04-21 朝日新聞 夕刊 2社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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