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ファイヨール Fayol, Henri

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ファイヨール
Fayol, Henri

[生]1841.7. イスタンブール
[没]1925.11. パリ
フランスの経営者,経営理論家。 F. W.テーラーと並ぶ近代経営学の創始者とされる。 1860年サンテティエンヌ鉱山学校卒業後,コマントリー鉱山会社へ入社,技師から出発して 88年社長となる。彼は同社での体験から『産業並びに一般の管理』 Administration génélale et industrielle (1916) を著わし,企業のヒエラルキー構造による各部署の責任と権限の有機的統合の重要性を説くとともに,企業活動を,(1) 技術的活動 (生産,製造) ,(2) 商業的活動 (購買,販売,交換) ,(3) 財務的活動 (資本調達とその利用) ,(4) 保全的活動 (財産,従業員の安全保護) ,(5) 会計的活動 (株式の発行,財務諸表の作成) ,(6) 管理的活動 (計画,組織・命令,調整,統制) に分類し,特に管理的活動を重視してその管理活動の機能を体系的に扱った点で管理過程論の先駆者でもある。著書は上記のほか"La Réforme administrative des postes et télégraphes" (12) ,"L'Eveil de l'esprit public" (27) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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