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ファンデルメーア van der Meer, Simon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ファンデルメーア
van der Meer, Simon

[生]1925.11.24. オランダ,ハーグ
[没]2011.3.4. スイス,ジュネーブ
オランダの物理工学者。デルフト高等工業学校を卒業後,電機メーカーのフィリップスに入社,物理研究所スタッフとなる。1956年デルフト大学で物理工学博士号を取得し,ヨーロッパ原子核研究機関セルン CERN)のスタッフに迎えられる。同じ研究グループのカルロ・ルビアとともに「弱い力」(→弱い相互作用)の伝達粒子ウィークボソンの存在を証明する実験を進め,1983年 W,Zの粒子をつくりだすことに成功,それらの粒子がワインバーグ=サラムの理論の性質をもっていることを証明した。リングのある 1点で陽子ビームの不均一性を測定する仕組みを発明したことと,リングの反対側に電磁場を変化させる装置を置いて粒子の散逸を防いだことが成功をもたらしたもので,1984年ルビアとともにノーベル物理学賞を受賞。

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