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フィリピン通商法 フィリピンつうしょうほう

世界大百科事典 第2版の解説

フィリピンつうしょうほう【フィリピン通商法】

通称ベル通商法。フィリピン独立後のアメリカ・フィリピン間の経済関係を規定した法律。1946年4月アメリカ議会が制定し,同年7月のフィリピン独立の時点で両国間の行政協定として調印された。第2次大戦中の日本軍によるフィリピン占領と戦災は,輸出農産物に特化したフィリピンの経済構造と,地主,輸出農業者の支配する社会秩序を事実上解体し,経済自立化,すなわち産業の多角化と過度の対米依存からの脱却に踏み出す好条件を生み出していたが,同法はこの課題を大幅に遅らせることになった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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