フェナジン(英語表記)phenazine

世界大百科事典 第2版の解説

フェナジン【phenazine】

無色(希エチルアルコールを用いて再結晶したもの),または淡黄色(エチルアルコールを用いて再結晶または昇華したもの)の結晶。ジベンゾピラジンジベンゾパラジアジンアゾフェニレン,5,6‐ナフトジアジンなどとも呼ばれる。融点171℃。種々の製法があるが,アニリンを赤熱管に通じても得られる。水にはほとんど不溶だが,アルコール,ベンゼンなどにやや溶ける。酸にはよく溶けて黄色ないし赤色溶液となる。フェナジンはアジン染料の骨格として重要である。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

イグノーベル賞

ノーベル賞のパロディとして、世界中のさまざまな分野の研究の中から「人々を笑わせ、そして考えさせる業績」に対して贈られる賞。「イグノーベル(Ig Nobel)」とは、ノーベル賞創設者アルフレッド・ノーベ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android