フェリクス3世(2世)(読み)フェリクスさんせい[にせい](英語表記)Felix III (II)

  • にせい
  • フェリクスさんせい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

[生]?
[没]492.3.1. ローマ
第48代教皇在位 483~492)。聖人。483年3月に教皇シンプリキウス(在位 468~483)の後継者として登位。484年,ヘノチコン(統一勅令)をビザンチン皇帝ゼノ(在位 474~475,476~491)と共同で発布したとして,コンスタンチノープル総大司教アカキウスを破門した。ヘノチコンは 451年のカルケドン公会議で糾弾されたキリスト単性説を擁護したものとみなされた。この破門によってアカキウス派が教会から離れ,分裂が 35年間続いた。また 487年3月,ラテラノ大聖堂で開催された宗教会議で,バンダル族によって迫害を受け背教したアフリカ人がカトリック教会へ回帰するための条件を決定した。祝日は 3月1日。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

国民皆保険

すべての国民をなんらかの医療保険に加入させる制度。医療保険の加入者が保険料を出し合い,病気やけがの場合に安心して医療が受けられるようにする相互扶助の精神に基づく。日本では 1961年に国民健康保険法(...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android