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フラウンホーファー回折 フラウンホーファーカイセツ

デジタル大辞泉の解説

フラウンホーファー‐かいせつ〔‐クワイセツ〕【フラウンホーファー回折】

Fraunhofer diffraction》入射波および反射波を平面波と考えてよい場合の光の回折をさす。光源と観測点が回折物体から十分離れている場合に使われる。ドイツの物理学者フラウンホーファー(J.von Fraunhofer)の名にちなむ。

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法則の辞典の解説

フラウンホーファー回折【Fraunhofer's diffraction】

平面の平行格子に平行光線が入射した場合に生じる回折現象をいう.点光源が有限の距離にある場合の「フレネルの回折現象」とは違って,光源が無限遠にある場合に相当する.格子平面内の各波動の影響の総和によって,格子後方の一点における干渉が説明可能となる.

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世界大百科事典内のフラウンホーファー回折の言及

【回折】より

… 回折によって光が影の部分にまわり込むところに写真乾板をおくと,写真乾板には回折光の強さの変化に応じた明暗の縞ができ,これを回折像と呼ぶ。光の回折には,フレネル回折とフラウンホーファー回折がある。平行光(したがって光源は無限遠にある)でスリットや障害物を照明して,有限の距離で回折現象をとらえるものが前者であり,無限の距離でそれをとらえるものが後者である。…

【光】より

…この閉曲面を遮光板に沿ってそのうしろ側にとれば,光が入射するところは遮光板の開口部分のみであるから,積分は開口部分について行えばよい。 光源と観測点とが遮光板の開口部分から有限の距離にある場合をフレネル回折,無限遠にある場合をフラウンホーファー回折という。レンズに平面波を入射するとき,光は1点に集まらず広がってしまうが,これはレンズの直径を開口とするフラウンホーファー回折のためであり,焦点面においては中心がもっとも明るく,光の強度は円環状に分布し,明暗が交互の回折像が生ずる。…

※「フラウンホーファー回折」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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