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フランケル Frankel, Joseph

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フランケル
Frankel, Joseph

[生]1913.5.30.
[没]1989.1.13.
イギリスの国際政治学者。 1935年ポーランドのルボフ大学を卒業。 35~38年同国で法律事務にたずさわった。 38~47年ウェスタンオーストラリアで農業に従事し,48年にウェスタンオーストラリア大学で法学修士号を取得。 50年ロンドン大学で経済学 (国際関係論) の博士号を取得。 51~62年アバディーン大学講師を経て,63~73年サウサンプトン大学政治学教授。 77年国際基督教大学客員教授。主著『外交における政策決定』 The Making of Foreign Policy (1962) ,『国際関係論』 International Relations (63) ,『国際政治論』 International Politics: Conflict and Harmony (69) ,『国益』 National Interest (70) 。新しい研究方法にも理解を示し,バランスのとれた概説を得意とする,イギリスには比較的珍しい国際政治学者であった。

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世界大百科事典 第2版の解説

フランケル【Frankel Leó】

1844‐96
ハンガリーの国際労働運動活動家。金属加工職人出身。ドイツでマルクス主義を知り,マルクス,エンゲルスとも親交。パリ・コミューンに際しインターナショナル派として参加,労働・工業・商業委員となる。コミューン敗北後,ロンドンへ行き,インターナショナル総評議会員に選ばれる。1876年ハンガリーへ帰り,労働運動を指導,マルクス主義を教える。80年ハンガリー全労働者党を作るが,逮捕される。83年に釈放されたのち,ウィーンをへてパリへ行き,エンゲルスを助けて第二インターナショナルの組織に貢献。

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