山川 世界史小辞典 改訂新版 「フランス(アナトール)」の解説
フランス(アナトール)
Anatole France
1844~1924
フランスの小説家。懐疑主義,合理主義的ヒューマニズムを基調とし社会主義思想にも共鳴した。文体は簡素典雅である。印象批評を唱え,批評家としても活躍。1921年ノーベル文学賞を受けた。小説『タイス』『赤い百合』『神々は渇く』,ほかに『現代史』4巻,評論『エピクロスの国』。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報