フランティシェク フルビーン(英語表記)František Hrubín

20世紀西洋人名事典 の解説

フランティシェク フルビーン
František Hrubín


1910 - 1971
チェコスロバキア詩人
プラハ生まれ。
戦後懐疑的姿勢から社会主義の方に向かったが、教条主義的傾向には批判的な詩人で、数多くの児童詩でも知られている。作品には調和を求め、自然を歌った「花むすめのうた」「ひよことむぎばたけ」や、「ヨブの夜」(1945年)、核問題を歌った詩集ヒロシマ」(’48年)、「変身」(’57年)、叙情的な戯曲「八月の日曜日」(’58年)、「白玉の夜」(’61年)などがある。又、外国の詩の翻訳でも知られている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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