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フリー・シネマ(英語表記)Free Cinema

世界大百科事典 第2版の解説

フリー・シネマ【Free Cinema】

1956年にリンゼー・アンダーソンLindsay Anderson(1923‐94),カレル・ライスKarel Reisz(1926‐ ),トニー・リチャードソンTony Richardson(1928‐91)によって始められたイギリスのドキュメンタリー映画運動。彼らのつくった短編記録映画を,当時カレル・ライスが番組編成係をしていたナショナル・フィルム・シアターで特集上映した際に,アンダーソンがその番組を〈フリー・シネマ〉と銘打ったのがこの名称と運動の始まりである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のフリー・シネマの言及

【イギリス映画】より

…第2次大戦中には情報局がこの運動の成果と人材をフルに動員してニュース映画や戦時ドキュメンタリーを製作する。のちに〈フリー・シネマ〉の旗手L.アンダーソンによって〈イギリス映画の生んだ唯一の詩人〉とたたえられ,また〈戦時下の詩人〉とも呼ばれたH.ジェニングス(1907‐50)の《イギリスに聞け》(1941),《火の手は上がった》(1943)などが作られたのがこの時期である。またドキュメンタリーフィルムの断片をドラマにとり入れたり,ドキュメンタリー的手法を活用した劇映画が次々と作られた。…

※「フリー・シネマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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