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フレートライナー freightliner

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フレートライナー
freightliner

コンテナ貨車だけで編成された高速定期貨物列車。コンテナ輸送の協同一貫輸送システムとしてのメリットと,鉄道の大量輸送手段としての機能を結びつけたもので,主要工業地域間,消費地域間など大量の雑貨輸送需要の発生する区間の輸送効率向上を目的として設定された。 1965年この方式を最初に採用したイギリス国鉄の命名による。日本では 69年に東海道フレートライナーが設定されて以来,全国ネットワークが形成されてきており,76年頃は全コンテナ輸送量の約半数を占めていたが,トラックとの競争の激化から利用度の著しく低下したライナーもみられ,フレートライナー本数は一時的に減少したが,その後自動車輸送の限界が指摘され,モーダルシフトの必要性が高まるなかで,その利用価値が見直されている。

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デジタル大辞泉の解説

フレートライナー(freightliner)

貨物基地にトラックで集められたコンテナを、目的地まで直行便貨物列車で運搬し、さらにトラックで戸口まで届ける合理化輸送方式。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フレートライナー
ふれーとらいなー
freight liner

コンテナ専用の特急列車輸送サービスのこと。イギリス国鉄(1994~1997年、分割・民営化された)が出資したフレートライナー運輸会社が1968年に設立され、サービスを開始したのが最初である。一般の海上コンテナ(20フィート=6.1メートル、および40フィートの長さのもの)の陸上輸送を鉄道に誘致するため専用列車を営業した。また鉄道自身も、外航海運会社と連携して内陸各都市との貨物速達サービスをするために、30フィートの専用コンテナを開発した。日本でも、コンテナ化を1958年(昭和33)から始め、1969年にフレートライナーという名称で、主として20フィートコンテナによる速達サービスを東京―大阪間で開始した。その後、東京―北海道、大阪―北海道間などの長距離直通サービスを続けている。2012年(平成24)の時点では、40フィートの海上コンテナ輸送も行っている。[西尾源太郎・佐藤芳彦]

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