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ポピュラー音楽とジャズの用語で、アメリカ南部の黒人ピアニストによって案出されたブルース演奏のスタイルに対する呼称。左手のベース・リズムを一小節八拍に刻み、そのパターンを繰り返しながら右手でブルースのバリエーションを行う奏法。かなり早くからあったようだが、1920年代にシカゴの黒人街で盛んに演奏されるようになり、ジャズ・ピアノ奏法に影響を及ぼした。ピアノ奏者ジミー・ヤンシーは「ブギ・ウギの父」とよばれ、クラレンス・“パイントップ”・スミスはブギ・ウギの完成者として知られている。ブギ・ウギが広く一般的に愛好され始めたのは30年代後半のスイング・ジャズ時代だった。
[青木 啓]
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…収入だけでは家賃がまかないきれなくなると,黒人たちは相互扶助運動として〈家賃パーティhouse‐rent party〉をおこし,入場料と飲食費から利益をひねり出して家賃の支払にあてた。このパーティではピアノが使われ,打楽器的ブルース・ピアノ奏法〈ブギウギboogie woogie〉が生まれた。 1920年から33年まで施行された禁酒法は,密造酒販売のシンジケートを操るギャングを発生させた。…
…収入だけでは家賃がまかないきれなくなると,黒人たちは相互扶助運動として〈家賃パーティhouse‐rent party〉をおこし,入場料と飲食費から利益をひねり出して家賃の支払にあてた。このパーティではピアノが使われ,打楽器的ブルース・ピアノ奏法〈ブギウギboogie woogie〉が生まれた。 1920年から33年まで施行された禁酒法は,密造酒販売のシンジケートを操るギャングを発生させた。…
※「ブギウギ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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