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ブラジキニン ブラジキニン bradykinin

翻訳|bradykinin

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デジタル大辞泉の解説

ブラジキニン(bradykinin)

血圧調節および炎症発現に関与するペプチド。血清たんぱくの一部が、組織が障害された結果遊出してくる酵素カリクレイン)によって分解されて生じる。血管拡張毛細血管透過性亢進(こうしん)による浮腫(ふしゅ)などを起こすが、強力な発痛物質としても知られている。

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栄養・生化学辞典の解説

ブラジキニン

 C50H73N15O11 (mw1060.22).RPPGFSP FRRPPGFSPFR.

 血漿中の生理活性ペプチドで,キニンの一つ.血管拡張,血圧降下作用,血管透過性促進などの作用がある.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典内のブラジキニンの言及

【痛み】より

…極端な熱(45℃以上),寒冷(15℃以下),過度の機械的刺激,刺激性のある化学物質などである。炎症のときにみられる表面痛は,局所に産生されるブラジキニンbradykinin,セロトニンなどの発痛物質によるもので,これらの発痛物質による痛みに関与する末梢神経繊維は,ポリモダル侵害受容繊維とよばれるC繊維である。炎症があると,これらの発痛物質のほか,プロスタグランジンE2とプロスタグランジンI2も局所に産生される。…

【唾液】より

…副交感神経刺激によって多量の唾液が分泌され,同時に唾液腺の血管は拡張し血流量が増加する。この血管拡張は局所で遊離されたブラジキニンbradykininというポリペプチドの作用による。味覚刺激が加わると反射的に唾液分泌がおこる。…

※「ブラジキニン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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