プロテクター(読み)protector

デジタル大辞泉 「プロテクター」の意味・読み・例文・類語

プロテクター(protector)

《保護するものの意》スポーツで防護用具野球捕手用の胸当てや、ボクシングヘッドギアなど。

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精選版 日本国語大辞典 「プロテクター」の意味・読み・例文・類語

プロテクター

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] protector )
  2. 保護者。保護するもの。
    1. [初出の実例]「兵を挙て尽く此輩を縛し自づからプロテクター〔プロテクターは護国者の言なり〕と称し」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二四)
  3. 防護用具。野球で捕手や審判員が用いる胸あてや、ボクシング用の防具など。〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕

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パラグライダー用語辞典 「プロテクター」の解説

プロテクター

体を保護する用具や機構で、一般的にハードランディングなどアクシデントに備え、ハーネスに付属された機構を意味する。ヘルメットもその目的からプロテクターに違いないが、あえてプロテクターとは呼ばない。プロテクターはその保護する場所からバックプロテクターとサイドプロテクターに分けられる。バックプロテクターはパイロットの背中・お尻を保護するもので、ケプラー・カーボン・プラスティックなど硬いものから特殊なスポンジなどを使ったムース状のもの、またその組合せたものがある。フライト中、滑空から得られる空気の圧力ラム圧)を利用したエアーバック式は最も効果が高いとされているが、外観の問題から敬遠するものもいる。ムース状のものはその厚さが数センチから20センチを超えるものもありその効果も様々である。サイドプロテクターは腰の横の部分を保護する為のものである。スピンなど体が傾いて落下した場合など効果的である。材質は軽量プラスチックが多く、硬質スポンジなども重ねられている。厚さは数センチでいわばヘルメットの腰版と考えればよい。

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デジタル大辞泉プラス 「プロテクター」の解説

プロテクター

米国の作家ラリー・ニーヴンの長編SF(1973)。原題《Protector》。「ノウンスペース」シリーズ。

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世界大百科事典(旧版)内のプロテクターの言及

【生理用品】より

…明治の中ごろには脱脂綿が普及し,日清戦争のときには従軍看護婦を中心として使われるようになった。大正時代に入ると,生理帯がプロテクター,安全帯,婦人保護帯などの名で薬屋,小間物屋などから売り出された。これらはいずれも丁字形でゴムでできていた。…

※「プロテクター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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