プロプラエトル(英語表記)propraetor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プロプラエトル
propraetor

古代ローマの官職名。本来は pro praetore,法務官 (プラエトル ) としてあるいはそのかわりにという意味。プロコンスルと同様に法務官の任期終了後もその権能を行使することを許された者。のちには独立の,プラエトルの職権をもつ官職として属州統治をも行なった。

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世界大百科事典内のプロプラエトルの言及

【プロコンスル】より

…前4世紀末以降,外征中のコンスルに任期満了後も命令権の一時的保持を許すことがあり,現任コンスルの代理とみなした。公職を欠き,命令権のみを得る特例はプラエトルにも生じ,後に属州総督に正規公職者と同一任期(1年間)のプロコンスル,プロプラエトルを任じるに至って両者の命令権は一時的な代理権限の域を脱し,任地統治のための独立の権限になった。この任地でのプロコンスル命令権を地中海全域にわたる非常大権に拡張したのがポンペイウスである(前67)。…

※「プロプラエトル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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