ヘルツスプルング(その他表記)Hertzsprung, Ejnar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘルツスプルング」の意味・わかりやすい解説

ヘルツスプルング
Hertzsprung, Ejnar

[生]1873.10.8. フレデリックスベル
[没]1967.10.21. ロスキレ
デンマークの天文学者化学工学専攻天文学独学。1902年からデンマーク国内の小天文台に勤務したのち,1909年ドイツのゲッティンゲン天文台,ポツダム天文台を経て,1919年ライデン天文台副台長,1935~45年同台長。のち帰国。写真化学に関心をもち,それを恒星の絶対等級と色の関係の研究に応用両者に一定の関係があることを見出した(→ヘルツスプルング=ラッセル図)。また 1913年ケフェウス型変光星の光度スケールを定め,星雲間距離の決定に貢献した。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヘルツスプルング」の意味・わかりやすい解説

ヘルツスプルング
へるつすぷるんぐ

ヘルツシュプルング

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