ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘルツスプルング」の意味・わかりやすい解説
ヘルツスプルング
Hertzsprung, Ejnar
[没]1967.10.21. ロスキレ
デンマークの天文学者。化学工学を専攻,天文学は独学。1902年からデンマーク国内の小天文台に勤務したのち,1909年ドイツのゲッティンゲン天文台,ポツダム天文台を経て,1919年ライデン天文台副台長,1935~45年同台長。のち帰国。写真化学に関心をもち,それを恒星の絶対等級と色の関係の研究に応用,両者に一定の関係があることを見出した(→ヘルツスプルング=ラッセル図)。また 1913年ケフェウス型変光星の光度スケールを定め,星雲間距離の決定に貢献した。
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