ベイラム

世界大百科事典 第2版の解説

ベイラム【Pimenta racemosa (Mill.) J.M.Moore】

西インド諸島,ギアナ,ベネズエラ原産のフトモモ科の小高木(イラスト)。英名はbay rum tree,bay tree,bayberry。高さ6~15mほどになり,葉は皮質で倒卵形から楕円形,長さ15cmほどになり対生する。枝端の葉腋(ようえき)から出る円錐花序に白色花を多数つけ,果実は黒熟する。オールスパイスに近縁で性状も類似している。葉に1~1.4%の精油を含み,芳香がある。この植物の葉をラム酒とともに蒸留したものが整髪料のベイラムである。

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世界大百科事典内のベイラムの言及

【オールスパイス】より

…果実からとった精油(ピメント油)は製菓用に使われる。ラム酒にひたした香料(ベイラム)は整髪料として有名である。【星川 清親】。…

※「ベイラム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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