べき(読み)ベキ

デジタル大辞泉 「べき」の意味・読み・例文・類語

べき[助動]

[助動]べし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「べき」の読み・字形・画数・意味


16画

[字音] ベキ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は辟(へき)。〔説文七下に「衣(しつい)なり」とあり、漆塗りの衣。合羽の類で、車を覆うて塵よけなどにする。〔広雅、釈器〕に「(ふくれい)、之れをと謂ふ」という。字はまた(べつ)、(べき)と通用する。

[訓義]
1. うるしぬりのぬの。
2. 車のおおい、ちりよけ。
3. と通じ、みな覆をいう。

[下接語]
・鹿

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

百科事典マイペディア 「べき」の意味・わかりやすい解説

べき(冪/羃)【べき】

累乗(るいじょう)。同じ数を繰り返して掛け合わせた積。aをn回掛け合わせた積をaのn乗といい,a(n/)と書き,nをべきの指数という。→べき級数

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「べき」の意味・わかりやすい解説

ベキ
Beki

古代モンゴル族における族長首長などの称号魔術師シャーマンを意味した語。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「べき」の意味・わかりやすい解説

べき

累乗

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android