コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ベタニア Bēthania

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベタニア
Bēthania

ヘブライ語ではベイトハニヤ,アラビア語ではアイザリーヤ。エルサレム近郊のオリーブ山東麓にある小村。新約聖書によれば,この村にはラザンとその姉妹マルタとマリアの家,癩者シモンの家などがあり,イエスがそれらを訪れたとされている。少くとも3世紀には聖堂が建設されているが,その多くは廃虚となっている。 1967年まではヨルダン領であったが,六日戦争以後イスラエルの占領下にある。人口 6126 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ベタニア【Bethany】

イスラエル,オリーブ山の東斜面,エルサレム‐イェリコ街道沿いにある村。かつてイエスと親しかったマルタとマリアの両姉妹と,その兄弟ラザロの故郷。死んで墓に葬られていたラザロをイエスが生きかえらせた場所(《ヨハネによる福音書》11,ラザロの復活),さらに復活したイエスの昇天の場所(《ルカによる福音書》24:51)として,すでに4世紀初めにはキリスト教徒の巡礼地となっていた。当時の名前ラザリウムLazariumは,現在の村のアラビア語名アザリエal‐Azariehにも残っている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のベタニアの言及

【ラザロ】より

…マリアとマルタの兄弟。エルサレム郊外のベタニアに住む。《ヨハネによる福音書》第11章によれば,病のため死去したが,その4日後,布教先から帰ったキリストが,墓の前で祈り呼びかけると,奇跡的に蘇生した(ラザロの復活)。…

※「ベタニア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ベタニアの関連キーワードマリア(ベタニアのマリア)マリア(マグダラの)マリア[ベタニアの]マリア[マグダラ]ラザルス分類群ヨルダン川ヘブライ語

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android