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ペニス・ケース

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世界大百科事典 第2版の解説

ペニス・ケース

男性性器にかぶせる筒状の保護具。全裸もしくはそれに近い状態で生活している熱帯の原住民に発達しており,最小単位の服飾とも見られる。彼らの多くは,衣服は発達していない場合でも装飾本能は強く,ペニス・ケースも性器の保護と同時に,装飾の機能をももっている。アマゾンオリノコ川流域の採集狩猟民,中央および北部のアボリジニーアフリカスーダン地方の原住民,一部のメラネシア人などに見受けられる。素材はさまざまで,植物の茎や葉,竹,ヒョウタン,貝殻,獣皮,樹皮などが用いられている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のペニス・ケースの言及

【衣服】より

…衣服は男女が互いに相手をひきつけようとする動機から生まれたとする説で,種族保存本能に裏づけられたものとする説である。例えば熱帯雨林地帯の裸族の男たちはたいていペニスケースを身につけているが,これは羞恥心から性器を覆うというより,外傷から性器を守る機能の方が強い。さらにペニスケースがきわめて装飾性に富み,極端に長くとがっていたり大きかったり,また鳥の羽毛や貝などの飾りがつけられていたりするのは,明らかに異性に性的刺激を与えようとするものである。…

【マレクラ[島]】より

…このうち南部の人々はスモール・ナンバスと呼ばれている。ナンバスとはピジン・イングリッシュでペニス・ケースのことであり,ヨーロッパ人のココヤシ農園主が男たちのつけているバナナの葉で作ったペニス・ケースを見て,彼らをスモール・ナンバスと呼んだ。北部の人々はこれに対してビッグ・ナンバスと呼ばれており,男たちのつけているパンダナスの葉を赤く染めて作った大きなふさのようなペニス・ケースがその名の由来である。…

※「ペニス・ケース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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