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ペネロペ ペネロペ Pēnelopē

翻訳|Pēnelopē

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デジタル大辞泉の解説

ペネロペ(Pēnelopē)

ギリシャ神話で、イタカ島の王オデュッセウスの妻。トロイア戦争に出征したまま音信の絶えた夫を、貞淑に20年待ち続けて再会した。この間、再婚を迫る多くの男たちに対して、夫の父の棺衣を織り上げてからと称し、昼間織った分を夜ほどいて、時をかせいだ。

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百科事典マイペディアの解説

ペネロペ

ギリシア伝説で,オデュッセウスの妻,テレマコスの母。ペネロペイアとも。思慮深く貞淑な女性の典型。トロイア戦争で夫が不在中,近隣の貴族から求婚されたが受け入れず,ついに帰郷したオデュッセウスが求婚者たちを射殺し,夫妻は20年ぶりの対面をする。
→関連項目イカリオスユリシーズ

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大辞林 第三版の解説

ペネロペ【Pēnelopē】

ギリシャ伝説でオデュッセウスの貞淑な妻。テレマコスの母。トロイアへ出征したまま帰らぬ夫を待つうちに多くの求婚者に言い寄られたが応ぜず、機を織りながら20年ぶりに再会するまで貞節に家を守り続けた。

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世界大百科事典内のペネロペの言及

【オデュッセイア】より

… トロイアを攻略した後,帰路に着いた英雄オデュッセウスがその途次漂浪を重ね,12の冒険と危機を克服して,10年の後ようやく故郷イタケー島に単身たどりつく。留守を守っているのは貞節な妻ペネロペとようやく成人した一子テレマコスであるが,近隣諸地の貴族らはオデュッセウスがすでに亡きものと思い,ペネロペと結婚し家財を乗っとろうと押し掛けて彼女を苦しめる。彼女は機織りの奇計によってしばしの時をかせいだが,今はそれも見破られ万策尽きたかに見える。…

【オデュッセウス】より

…父はラエルテスLaertēs。妻ペネロペPēnelopē(スパルタ王メネラオスの后ヘレネの従姉妹)との間に一子テレマコスTēlemachosが生まれたとき,ヘレネがトロイアの王子パリスに誘拐されてトロイア戦争が起こったため,彼は親友のメントルに後事を託し,手勢を率いて遠征に参加した。トロイアでは知勇兼備の名将として活躍,とりわけ戦争の10年目にギリシア軍の総大将アガメムノンと最大の英雄アキレウスが激しい不和に陥った際には,奔走して両者を和解させ,味方の危機を救った。…

※「ペネロペ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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