ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ

栄養・生化学辞典 の解説

ホスファチジルイノシトール3キナーゼ

 [EC2.7.1.137].PI3kと略す.ATPを一つの基質にして,ホスファチジルイノシトール(4,5-ビスリン酸)の3位のヒドロキシル基リン酸エステルにする反応を触媒する酵素.細胞内信号伝達系の因子の一つ.PDGF受容体やインスリンレセプターリガンドと結合して活性化されると,他の因子,例えばインスリンレセプター基質などとともに複合体を形成し,信号伝達に寄与する.p110とよばれる触媒サブユニットとp85とよばれる調節サブユニットで構成されているヘテロダイマーで,p85はSHドメインという領域もち,この領域が結合相手のチロシンリン酸と結合するとされる.触媒活性ワートマンニンで阻害される.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む