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ホソヘリカメムシ ホソヘリカメムシRiptortus clavatus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホソヘリカメムシ
Riptortus clavatus

半翅目異翅亜目ホソヘリカメムシ科。体長 16mm内外。体は細長く,雄では黒褐色,雌では赤褐色。後肢腿節は太く長く,内側に小歯が並ぶ。複眼は小さいが突出する。前胸背は頭部よりやや広く,後側角は鋭くとがる。腹部背面には黄と黒の斑紋があり,翅を広げて飛ぶとアシナガバチに似る。また,幼虫はアリによく似ている。ダイズ,アズキなどの農作物の害虫として知られ,北海道,本州,四国,九州,琉球列島,朝鮮,中国に分布している。ホソヘリカメムシ科 Alydidaeは,ヘリカメムシ科 Coreidaeに近い。 (→異翅類 , 半翅類 )

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホソヘリカメムシ
ほそへりかめむし / 細縁椿象・細縁亀虫
[学]Riptortus clavatus

昆虫綱半翅(はんし)目異翅亜目クモヘリカメムシ科に属する昆虫。体長14~17ミリ、体は細長く、全体はほぼ黒褐色で、雄の腹部背面には黄色と黒色の斑紋(はんもん)があり、そのために飛ぶと一見アシナガバチのようにみえる。また、幼虫はアリによく似ている。エンドウ、インゲン、ダイズなどマメ科植物に寄生し、害を与える。成虫態で越冬し、年2、3世代を送る。日本全土のほか、朝鮮半島、中国、台湾などに分布する。[林 正美]

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