ホトトギス(杜鵑/不如帰)(読み)ホトトギス

百科事典マイペディア の解説

ホトトギス(杜鵑/不如帰)【ホトトギス】

ホトトギス科の鳥。翼長16cm,尾羽は長く13cmほど。背面は石盤灰色で腹面が白く,暗褐色の横斑が並ぶ。中国,ヒマラヤ,スマトラ,ボルネオ,スンダ列島等に分布。日本には夏鳥として全国に渡来し,低地〜山地の林に単独で生活。渡りのときは市街地にも姿を現し,〈テッペンカケタカ〉と聞こえる声で繰り返し鳴く。チョウやガの幼虫主食。自分では巣を作らず,おもにウグイスの巣に托卵する。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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