ホマトロピン(英語表記)homatropin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホマトロピン
homatropin

アトロピンの構造のうち,トロパ酸の部分をマンデル酸に置換したもの。臭化水素酸ホマトロピンは半合成のアトロピン代用薬である。臨床には 1.0%溶液が用いられる。作用時間がきわめて短く,30分で散瞳が最大となり,回復に約6時間を要する。炎症による虹彩と水晶体の癒着の防止や治療の目的で縮瞳薬と交互に用いたり,眼底検査時の散瞳に用いることが多い。そのほかの用途や中毒は一般の副交感神経遮断剤と類似している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

大辞林 第三版の解説

ホマトロピン【homatropine】

アトロピンなどと類似の化学構造で、副交感神経遮断作用を有する薬物。散瞳作用がある。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android