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ボヤーレ boyare

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世界大百科事典 第2版の解説

ボヤーレ【boyare】

ロシアのピョートル1世以前(10~17世紀)の貴族身分で,公身分(クニャージ)につぐ最上位の社会階層。単数形ボヤーリンboyarin,英語ではボヤールboyar。語源については,(1)スラブ語の戦士boi,(2)スカンジナビア諸語の市民・廷臣boearmen,(3)トルコ語の貴人bajar,(4)ブルガール語の主人balerinなどに求める諸説があって定説をみないが,(1)(3)が有力。 キエフ時代(10~11世紀)には2種類のボヤーレ層が存在したといわれる。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のボヤーレの言及

【モスクワ・ロシア】より

…またこの時期,大公の統治権や系譜をビザンティン帝国や古代ローマの皇帝に由来させる伝説が生まれ,内外に大公の権威を示すため〈モノマフの帽子〉や紋章としての〈双頭の鷲〉が使われ始め,〈モスクワ・第三ローマ〉論なども説かれた。しかし諸公の多くは先祖伝来の領地でなお半ば独立の存在であり,彼らとモスクワ譜代の貴族(ボヤーレ)が貴族会議を構成して大公権を制約し,文武の高官,代官の職も独占した。郡と郷(ボロスチ)の代官は住民から,租税と裁判手数料のほかみずからの扶持(コルム)をも徴収し,住民団体としばしば紛争をおこしていた。…

※「ボヤーレ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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