デジタル大辞泉 「マサチューセッツ州」の意味・読み・例文・類語 マサチューセッツ(Massachusetts) 米国北東部の州。州都ボストン。大西洋に面し、1629年に清教徒の入植によって建設され、独立13州の一。→アメリカ合衆国[補説] 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マサチューセッツ州」の意味・わかりやすい解説 マサチューセッツ〔州〕マサチューセッツMassachusetts アメリカ合衆国北東部,ニューイングランド地方の州。州都ボストン。東部は大西洋に面する海岸平野,西部はアパラチア山系の延長にあたるバークシャー丘陵地。 1620年イギリスから移民が『メイフラワー』号に乗ってプリマスに到着し,アメリカ合衆国の基礎を築いた歴史的な地。アメリカ独立戦争の口火を切ったのもこの州である。独立十三州 (→十三植民地 ) の1つで,1788年合衆国憲法を批准し,6番目の州となった。アメリカ産業革命の中心地であり,18世紀後半には綿織物業で栄えた。現在はボストンを中心に皮革,電子工学,高級繊維製品,精密機械などの工業,印刷業が盛ん。リンゴ,ジャガイモ,タバコを多産するほか,酪農,養鶏などの近郊農業も発達。グロスター港を中心に漁業が行われる。ハーバード大学,マサチューセッツ工科大学など高等教育機関も多く,W.ブラッドフォード,H.アダムズ,R.W.エマソン,N.ホーソーン,J.F.ケネディなど傑出した思想家,政治家,文人が出た。ケンブリッジ,コンコードなどでは史跡も豊富で,ボストン美術館は東洋美術の収集で有名。面積 2万1398km2。人口 654万7629(2010)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by