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綿織物業 めんおりものぎょう

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世界大百科事典 第2版の解説

めんおりものぎょう【綿織物業】

綿花を主原料にして紡いだ糸(綿糸)を用いて織物をつくる業種の総称。綿織物は綿布とも呼ばれ,加工の有無によって生地綿布加工綿布に大別される。生地綿布は紡績したままの糸で織り,織り上げた後も精練や漂白をほどこさない綿布,加工綿布は精練,漂白,染色などの加工をほどこした綿布である。綿織物の特徴は価格が安くてじょうぶであると同時に,吸湿性や保温性に優れていることである。このため肌着や下着などの実用的な衣料に用いられるとともに,最近では高級衣料にも用いられ,広い用途に使用されている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の綿織物業の言及

【産業革命】より

…とくに久留米,川越などの内地向け綿織,西陣,桐生などの内地向け絹織においては,問屋制家内工業が大正期まで強固に存続した。しかし綿織物業では,輸入綿糸の使用とバッタン機の導入によって輸入綿布に対抗し,1880年代末までに国内市場を支配し,90年代には紡績会社兼営の機械製綿布と在来綿布とが並んで朝鮮および中国へ輸出される。1900年代には兼営織布の輸出が順調に進むとともに,その後半に泉南,知多など先進綿布産地を中心に国産力織機(りきしよつき)と電動機を用いた力織機工場が成立してくる。…

【日本資本主義】より

…紡績業は紡績機械と原料綿花を輸入に依存し,最初から典型的な機械制大工業として発達し,輸入インド綿糸と対抗して国内市場を制覇するや,いち早く朝鮮および中国市場へ進出し,日露戦争後には朝鮮市場を支配し,中国市場でもインド綿糸を圧倒するに至る。綿織物業も紡績会社兼営織布を中心に,それに綿業先進地(泉南,知多)の機械製綿布が加わって朝鮮・中国向け輸出を増大し,日露戦争後には朝鮮・〈満州〉市場を支配するに至る。しかし綿業全体の対外収支は,綿花輸入代金の大きさのために支払超過であった。…

※「綿織物業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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